初日の出ライド

なぜか、たま〜にしたくなる真夜中ライド。

今回は初日の出を見に行こうと計画。一年の計は元旦にありっていうしね。

初日の出を見るだけじゃつまらないし、朝7時ころには実家の犬に餌をやらなくてはいけないので、1時ころ出発して平塚から江ノ島〜三浦半島〜横浜まで走り、横浜のどこかで初日の出を6時半ころ拝んで、そこから1時間で実家に着き、8時には帰宅、という走行距離155kmほどのプラン。

紅白歌合戦を見て、クイズ番組を見て新年を迎え、準備を始めて予定通り1時に出発。防寒は完璧。上はパールイズミのウィンドブレーク素材のインナーにジャケット＆クリスマスにもらったおニューのベスト。下は冬用ビブタイツの下に腹巻き。手は冬用グローブに298円の作業用手袋、足元はネオプレーン素材のシューズカバー。ヘルメットの下にはサイクルキャップ。今までこれ以上着込んだことないってくらい着こんで出発。

・・・出て5分で後悔。

めっちゃ寒い。出て5分足らずで手先の感覚が消えた。しかし初日の出見てくる！とせっかく計画したし、今日走っておくときっと良い一年になるだろうと信じてとりあえず進んでみた。

が、我慢ならず伊勢原過ぎたあたりでコンビニで暖を取ることに。手先と足先が麻痺して逝っちゃいそうだったので、なんとかせねば、ってことでカイロをゲット。あと、めずらしく耳も痛いのでコンビニでたまたま売ってたイヤーウォーマーもゲット。支払い、トイレ、なんかしてたら体があったまったので外に出てホットコーヒーを飲みながらさっそくカイロ＆イヤーウォーマーを装着。うんうん、良い感じ。とは言え、あまりのんびりしてる温まった体が冷えてしまうのですぐに出発。

・・・再出発から5分で休憩＆カイロ効果が消える。

高校生の3年間毎年、野球部仲間と鶴岡八幡宮に12時前から何時間も並んで参拝して、その足で江ノ島まで歩いて初日の出を見に行っていたときのことを思い出した。あの時と同じ寒さだ。いや、それ以上かもしれない。高校最後の年は鶴岡八幡宮で参拝後、江ノ島まで行ったものの、あまりもの寒さに初日の出まで待てず4時ころ電車で家に帰ったんだ。どうしよう。寒すぎる。二の舞になるのか？でも来た道を引き返したとしても寒いものは寒い。どうしよう。せっかく来たのに…。と悩みながら走ってると1号線にぶつかる。プランだと1号線も突っ切って海岸沿いの道まで行くはずだが迷わず左折。プラン変更。そして1号線をそのまま横浜まで行くことにした。

が、一号線がなぜかさらに寒い。グローブの中で指を曲げてグーにして温めるも、ぜんぜん復活しない。肩張ってきたし。親指なんてもう逝っちゃったんじゃないか？ってくらい感覚がない。途中、平塚八幡宮ってのがあったのでとりあえず写真撮影がてら休憩。でも休憩すると逆効果だ。体が冷える。止まるくらいだったらこぎ続けていたほうが良い。ということで、すぐに走り始める。ちょっと走るとすぐにR129を発見。もう寒さが我慢ならないので迷わず左折。129は北上すると自動的に家に着く道だ。あぁ、おれは負け犬さ。あとはひたすら北上するのみ。いいのさ。ほほ。