2009 BikeNavi GP 日産スタジアム サイクルパークフェスティバル

10/3 は本来であれば今年最後の野球の大会が始まったので野球に参加したいところだったが、事前に野球の大会のスケジュールが出るよりもこちらのレースの申し込みのほうが早く、こんなに早く野球大会が始まるとはおもっていなかったため申し込んでしまった自転車レースに出ることに。

会社の自転車仲間、黒こんぶさんakirasek とともに小机駅近くの日産スタジアムで行われた”サイクルパークフェスティバル”に参加してきました。いろんな種目があるのですが、一番大変だと思われる5時間ソロという3時間走って1時間ほど休んで2時間一人で走る種目にエントリー。

 

当日朝は雨が心配されたけど、4時に起きてみると青空が見える。予報では午前中が60%なので、念のため雨対策はしておく。といっても着替えを持ってタオルを余分に持つ程度ですが。

 

6時過ぎに会場について駐車場入ろうとするとすでに長蛇の列。6時半に開門して駐車場に入っていき、とりあえず鞄だけ持って場所取りへ移動。7時少し前にはゲートが開き日産スタジアム競技場へ入る。みんなにつられて左のほうへ行ってしまうが、そっちはチーム参加専用。ソロは右でした。左のほうはみんな走ってレジャーシート敷いて場所取りが大変そうだけど、右のほうはほとんど人がいなくて寂しい…。机に鞄だけ置いて車に戻る。

 

自転車をセットしてると黒こんぶさん&akirasek組到着。一緒に会場入りし、2周試走して補給食を背中のポケットにセットしてると人がコース内に集まりだした。前に・・・何人かわからないけど多分100人くらい?前に人がいる位置にスタンバイ。ローリングスタートでスタジアムの外へ出て坂を下りグリーンフラッグで正式スタート。

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写真右のほうを見ると、すでに並び始めてるのが分かりますw

 

雨は降ってなくとも、路面は濡れていて、あちこちで落車事故が発生。落車する場所は決まっていて、スタジアムを出て左のほうへ曲がっていき高架を渡る手前の右カーブと、高架を下りきった右ヘアピンカーブ、そして周回終盤のスタジアムへ登る坂を登りきったところの左ヘアピンカーブ。この3か所で少なくとも合計6回ほどの落車を見たんじゃないかな。自分が見ただけでそれだけの数なんだから、全部でどれくらい落車があったんだろうか。幸い、レース中は救急車の音を聞くことが無かったので大きな事故はなかったと思うんだけど。

 

レースのほうは、スタート位置が違ったこともあって先頭集団を一度も見ることなく進んだ。先も長いし、のんびり・・・と思ってたところにうちのチームジャージを作ってもらった Champion Systems の社長Aさん発見。大会前にメールでやりとりしてた際に「引いてください!」とお願いしてたからかどうか分からないが、ちょうどよい感じで前に出てくれる。が、速いw ついていくのに必死でペースアップする形になった。Aさんは会社のメンバーとのチーム参加だったので2周がっつり引いてもらったところでお別れ(涙) おかげでスイッチ入りました。やっぱレースはこうでなくっちゃ。

その後は第二集団と思われる集団を形成(というとカッコよく聞こえるが、必死に単独で先頭集団を追ってるところを第二集団に追いつかれただけとも言う)して先頭交代をしながら先頭集団を追う。でも、冷静になってゼッケンを見てみるとその10人ほどの集団の中で5時間ソロを走ってるのは自分ともう二人だけ。他はみんな3時間ソロだったりチームエンデューロだったり。なので先頭交代には加わらず後方で体力温存に励むことにした。それでも引いてもらいっぱなしでは悪いので3周に一回くらいはスタジアムから一番遠い位置にあるストレートで逆風な部分で引くように心がける。この場所はとても逆風が強く、ひとりだととても大変。一人だと35km/hが精一杯なところ、集団で回すと40〜45km/hは出るもんだ。あと、スタジアムを下りきったヘアピン直後のストレートはスピードが一気に上がる。ここも逆風気味で置いていかれると大変。なので、集団からはぐれてしまうと一緒に走ってもらえる人を探すのに必死。誰もいないとゆっくり目ペースな人たちの後を縫うように走るしかない。

 

1時間ほどしたところだったかな。豪雨に見舞われて靴の中はグチョグチョだし、全身びっしょりで口をあけてると前の人の水しぶきだか空からの雨だか分からないが、水が口の中に入ってくる。おかげでボトルの中の飲み物の減りが悪かった。

 

2時間くらい走ったところで前方に akirasek を発見。akirasek は先頭集団を走ってたはずなので、「先頭集団に追い付いた!」と一瞬思ったが、どうも様子がおかしい。足の裏を痛めたようだ。後で聞くと腰も痛めてしまったようで、レースは DNF。残念だ。akirasek の分も頑張るぞ!と思うが、まだこの時点で1時間+2時間残ってるし、足も張ってきたので6分前後の周回ペースをあげることはできない。集団から離れないこと+ペースをキープすることに心がける。

 

雨が弱まると路面が乾き始めてコケる心配は減り助かるのだが、乾き始めると泥が飛んできて自転車も自分も真っ黒になる。そして口にも砂が入ってくる。なんだか去年の昭和記念公園でのエンデューロもこんなだったな・・・と思い出しながら走る。hiroka さん、akirasek と ando さんが出た去年のこの大会も同じような状況だったらしい。

 

そして気づくとあっという間に3時間終了。泥まみれ。自転車の汚れは放置してとりあえず着替えて腹減ったので飯を食べたい。スタンドに移動して、荷物を置いて、着替えを持ってトイレで水道水で泥を流してきれいなウェアに着替える。スタジアムはほとんど食べ物を売っていないと聞いていたので持参してきたおにぎりとアンパン、焼きそばパンを食べて1時には競技場に降りて準備を始める。akirasek によると、この時点で自分の上には3人しかいないことが判明。入賞も狙える位置ということで、気合いが入る。残りに時間はとりあえず先頭集団で走ることにした。

 

2時間の部スタートまで、まだ30分ほどあると思っていたが気づくとコース内に人が集まり始めている。案内を読むとあと15分でスタートだったらしい。ぎょえーー。急いでトイレ行ってる間にメカニック akirasek (違)がチェーンにオイルを差しておいてくれた。助かる〜。急いで準備して並ぶが、3時間の部の時よりもさらに後方スタートとなってしまった。ほぼ最後尾…。がっくし。後方からのスタートとなると先頭集団で走ることは無理。スタートに間に合っただけよしとしよう。まあ、仕方ないのでのんびりローリングスタート

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3時間の部とは違い、なかなか集団が形成されない。何度も何度も単独走行になってしまう。何度も練習にお邪魔させてもらってる KMCycle のジャージを着た方を見つけるが、ペースが速くちぎれてしまった。ついていければ多分よい感じでグループ作って回せて行けたんだろうけど、2時間の部は序盤から足がパンパン。3時間の部の疲労が抜けてない。

なんとか同じペースで走ってる2,3人を見つけるが離れたりくっついたり。一人だと逆風ストレートがとても辛い。3時間の部の時よりも風が強まり31~35km/hがやっと。小さくなって必死に風を避ける。

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1時間ほどしたところで右内ももを攣り、左裏ももも攣り、右ふくらはぎも攣る。この辺りは毎度のことなので、いつか来るだろう予想していたが、なんと初めて右スネも攣った。慣れない所をつってしまったのでイマイチ伸ばしづらい。スネを伸ばす方法を模索しながら走る。それだけでタイムロスした気もw

 

最後の3週ほどは完全ソロ。akirasek にゲキを飛ばしてもらい気合いが入ったおかげでペースアップし後続を離すことができたので後にも前にも人がいない状態で走る。前に集団を探すがなかなか見つからず、そのまま2時間終了。終了した後の一周では後続に捕まりなぜか必要のない最後のスプリントに加わってしまったw

 

5時間 キングオブエンデューロ4位

周回 52, タイム 5:05:39, トップ差 ?1 Lap, 平均速度 32.66km/h

 

結局3時間から順位をあげることもさげることもなく終了。3位とは2分差だけど、5位とは30秒差だったので危なかった。入賞ということで、表彰台を楽しみにするが…ぜんぜんキングの発表が無い。しまいには表彰式が始まってしまった。akirasek が確認してくれたところ、キングは一位のみ表彰らしい。なんだよ。なにがキングだよ。一番高い金額払って走ってるのに一位だけかよ。3時間も2時間もチームもみんな表彰されてるのに5時間組は一番たくさん走って何も無しかよ。きっと大会要項のどこかにしっかりと書いてあるんでしょうけどね。前日夜までスタート時間すら調べてなかった俺が知るはずもなく…。

 

まあ、何よりも3人とも無事落車なくゴールできてよかったです。黒こんぶさんは22位と、ほんの数ヶ月前にようやく骨からボルトを外した人とは思えない成績。akirasek は DNF は残念だけど、痛めさえしなければ優勝狙えたかも。また群馬に向けてがんばろう!